九州散歩Ⅰ その33 松浦史料博物館

 「お部屋の坂」をのぼって歩いているが、土地ではこの坂をのぼりつめたところにある建物を「御館」と呼んでいる。  領主の領主の屋敷を御殿などと呼ばず、タテとかタチとか呼ぶ風習は源平時代から続く実に古風な呼び方である。  江戸時代初期より松浦家は「御館」と呼ばれる建物をこの場所に置き、戦後の1955年(昭和30年)に当時の松浦家当主陞よ…
コメント:0

続きを読むread more

2012年に旅したオホーツク街道の続き その34 卯原内 

 卯原内の能取湖畔にあるサンゴ草群生地には、午前8時半頃に到着した。  今は7月1日なので、高く伸びた立て板に「日本一サンゴ草群生地」と書かれたこの辺りの風景は、緑の草に覆われたどこにでもある平凡なものである。  ところがこの風景が、例年9月初旬から9月末~10月初旬の頃になると、まるで真っ赤なじゅうたんを敷いたような、このよ…
コメント:0

続きを読むread more

奈良大和路散歩(2016年の旅) その33 葛城みちをゆく その1 笛吹神社

 竹内街道を終え、レンタカーを停めていた「柿の葉すし本舗 たなか葛城店」に戻った。いろいろこの店でお世話になったこともあり、この店で昼飯用の柿の葉寿司を買って、  今度は竹内街道から90度方角を変えて葛城みちに繰り出した。  ところで、葛城みちの沿線となる奈良県葛城地方は大和朝廷の母体となる三輪王朝の前に存在したとされる葛城王朝の栄…
コメント:0

続きを読むread more