日本という呼称の起源について

言語の歴史は人類の起源ほどにはわかっていないらしいが、人類の移動・拡散に伴ってどんどん数を増やしていった言語の数は、かって1万種以上もあったということだ。  それが文化のグローバリゼーション(地球規模の文化の均一化)によって、現在は6千語くらいしか話されていないという。  その言語を語族として分類すると大まかに20くらいの数となるが…
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人種、民族、国家 その3 「民族」の簡略な定義と複雑な「民族問題」

「民族」の簡略な定義  文化、言語、生活様式などの特定の要素を絆(きずな)として共有し、「われわれ」という意識を持った人間集団。  (1)「文化、宗教、言語、生活様式、肌の色など身体的形質」を標識として、他集団との相違を確認できる客観的な側面がある。  (2)歴史意識、利害関心、未来志向などを介して、集団に共属している…
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「街道をゆく」で出会った「日本を代表する人物」 その3 オホーツク街道 「間宮林蔵」の時空を越える旅  

 蝦夷錦を運んだ道は、大陸を流れる大河アムール川(中国名・黒龍江)を経て、中国・南京から北海道に至る、全長約5千キロにおよぶ壮大な「北のシルクロード」であった。  この北のシルクロードを歩いて清国の仮府(一時的な役所)が置かれていたデレン(現ノボリノフカ)を中心に黒龍江(アムール川)下流での調査・探検を行ったのが、間宮海峡に名を残…
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「オホーツク街道」の旅 その35 「謎の歴史大陸 オホーツク探検」完了!!

 網走での宿舎「旅館みゆき」にいる。  僕の「オホーツク街道の旅」のブログはこれが最後である。  「旅館みゆき」はそうとう古い建物で、歩くと床の沈む箇所が随所にあり、ここの夕食も総見栄えのしない普通の家庭料理で、小樽の北運河「かもめ屋」の食事を思い出した。この日でオホーツク人を求めての半分考古学者のような旅が終了となり、随分安心したせ…
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