九州散歩Ⅰ その35 「フランシスコ・サビエル記念碑」と「三浦按針の墓」

 フランシスコ・サビエルは、1550年(天分19)鹿児島を経て平戸を訪れ、短期間ではあるが都合三度平戸を尋ねて、領主隆信の許しを得て、平戸に初めてのキリスト教の布教伝導にあたった。  その事跡を偲んで、1949年(昭和24)フランシスコ・サビエル来朝400年を記念して崎方公園の高台に、白の大理石造りの記念碑が建てられたのである。  …
コメント:0

続きを読むread more

2012年に旅したオホーツク街道の続き その36 旭川と「氷点」

 氷点はキリスト教で言う原罪を取り扱った小説で、とてもテーマの重い小説であるが、ただ、朝日新聞の1000万円懸賞小説の応募作品ということで、ストーリー展開の面白さだけが眼につく小説として仕上がった。  僕自身の氷点体験は、石原さとみが殺人犯人の娘である陽子を熱演していたテレビドラマをレンタルビデオで見たものが最初である。  殺…
コメント:0

続きを読むread more

奈良大和路散歩(2016年の旅) その35 葛城みちをゆく その3  高天彦神社から高鴨神社へ

 高鴨神社へ行く前に、高天彦神社(たかまひこじんじゃ)に立ち寄った。  ここはもう神話の世界で、この神社のあるすそ野に高天原がある。  高天原は天津神(高天原にいる神々、または高天原から天降った神々の総称)が住んでいるとされた場所のことである。  高天原の所在については諸説あり、著名なところでは宮崎県高原町、宮崎県高千穂町、新井白…
コメント:0

続きを読むread more