吉備王国へのみち その38 大原美術館分館

 本館は見どころたっぷりだった。  しかし、ブログではこのくらいにして、次に黄⇒で示した分館を見ることにする。  大原美術館分館は、大原孫三郎の息子である大原總一郎の時代に建てられた。  ここは、近代日本の絵画を展示する場所として1961年(昭和36年)に増設し、地下展示室は總一郎が亡くなったあとに増設された。  分館は、大…
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石狩川への旅 その11  石狩市厚田にて

 河口到達の後、目標の地は厚田村(現石狩市厚田区)となる。 厚田村(現石狩市厚田区)は、大正末期の画壇で早熟の天才と言われた三岸好太郎の本籍地であり、その異父兄である子母沢寛の故郷でもある。 この作品は、三岸が札幌第一中学校(現・札幌南高校)を卒業し、画家を志して上京する直前の1921(大正10)年、17歳の時に描かれた自画像である。 …
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探険家の歴史 第2部 ボルガ川の旅 その5 「スターリングラード」にて最後のクリスマスの話

  ママエフの丘の母なる祖国の像(スターリングラード大攻防戦の記念碑の一つ。)   ヴォルゴグラードは、ヴォルガ川沿いに開けた海運要衝の街で、ヴォルゴグラード州の州都である。人口はおよそ110万人。  北緯48度42分、東経44度31分に位置する。(日本最北端稚内は北緯45度31分14秒。北緯50度だ…
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