金沢紀行 その2 兼六の園を歩く

ところで、兼六園とは「宏大」「幽邃(ゆうすい)」「人力」「蒼古」「水泉」「眺望」の六勝を兼ね備えているという理由でつけられた名である。 この六勝を共存させるのは難しく、宋の時代の書物「洛陽名園記」(北宋の済南の詩人、李格非が撰じた、洛陽の19の名園の紹介文)の中では湖園のみがこの六つの景観が共存していると記されている。 兼六園は洛陽…
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耽羅紀行(済州島の旅) その41 そして済州島の旅の終わり

 済州島の旅も、今回で最後とする。  最終回は、世界自然遺産である万丈窟を探険しながら、巫堂(ムーダン)の話で締めたいと考えている。  海女(ヘーニョ)の続きについては、機会があったら他の旅の時に触れたい。  それでは万丈窟へ出発である。  万丈窟は、今から約30万年~10万年前に形成された世界最長の溶岩洞窟で、全長約7…
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2018年6月23日 「神の意に沿う6月」の釣りⅢ 大石集落裏を釣る その1 大石川に到着

 大石川は釣り師にとってはとても魅力的な川である。  岩魚を釣るなら大石ダムへ流れ込む東俣川、中俣川、西俣川で、これらはいずれも本格的な源流釣行の対象となる川である。  東俣川の大淵には50cmクラスの大岩魚が無数にいたという話を聞いたことがあるが、実際にこれらの沢を釣ったことは一度もない。  ここは単身で釣る釣り師の…
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