耽羅紀行(済州島の旅) その21 市内レストランで「ウニワカメスープ」の朝食

20014415()午前810分、ホテルをバスで出発、2日目の旅の最初は市内レストランで「ウニワカメスープ」の朝食である。

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バスの着いた所はこんな場所である。

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この店の入口の写真からハングル文字を検索して、店や場所を特定しようとしたが上手く出来なかったので、店の名も場所も???ということでご容赦。

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店はなかなか広く、僕等のツアー以外はこんな状態で閑散としていた。
朝はきっとこんな状態で、ここは昼からの店なのだろう。
僕等の座ったテーブルの方には、「ウニワカメスープ」を除いて、朝食一式が並べられていた。

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席に座ると5分も経過しないで、「ウニワカメスープ」が運ばれてきた。
僕はいつもの通りKさんの向かいに座り、Kさんに指導されながら朝食を始めた。
ワカメスープの中ウニが入っている高級スープである。
韓国ドラマを見ていると、誕生日などのおめでたい場面で、母親が子どものためにワカメスープを作って食べさせるシーンが出てくる。

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この食事では、Kさんと気楽な歓談をしながら「ウニワカメスープ」を楽しんだが、韓国の食文化についてもう少し詳しく知りたかったので、後日ネットで調べてみた。

韓国では誕生日の朝、誰か(誕生日の人以外)にわかめスープを作ってもらって食べる習慣があるという。
 これはお産と関係があり、出産後2~3週間の間、母親は回復食として「わかめスープ」を毎食食べ、わかめに含まれているミネラルで血液を浄化し、さらに母乳の出を良くする。
 出産後に母親が我が子の成長を祈って食べた「わかめスープ」を、自分が誕生日に食べることで、自分を生んでくれた母への感謝の気持ちを忘れない為に食べるとのこと。

そう言えば、冬のソナタでもユジンが母親からわかめスープを作ってもらって食べているシーンが確かあった。

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 食事後気がつくと、サイン入りの皿が店に飾られていたが、韓ドラの有名スターが自分の誕生日にここでワカメスープをご馳走になって、その記念にサインを残していったのかもしれないと、勝手な想像をしてみた。



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