耽羅紀行(済州島の旅) その23 天帝淵瀑布到着

 トケビ道路を後に、僕等のツアーは漢拏山を左手に眺めながら、一路中文を目指す。</
ここで、今日の大まかな見学日程を紹介する。

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 午前中の見学は赤字1の天帝淵瀑布だけで、昼食は中文観光団地から車で10分の大侑狩猟場の中にある牛歩苑キジ肉のしゃぶしゃぶ料理
 午後1番目は赤字2のオルレ道の散策で、済州ロッテホテルから済州新羅ホテルまでを歩く。
 ここでは韓国映画シュリのロケ地となったシュリの丘も見学する。
 午後2番目は赤字3の薬泉寺の見学、午後3番目は西帰浦の海岸線2kmに渡って連なっている玄武岩の柱状節理の見学である。
 この見学の合間に、テデイベアのぬいぐるみを集めたテデイベアミュウジアムやロッテ免税店に立ち寄る。
 そのすべての日程をこなしてから、再び済州市のラマダプラザホテル済州に戻る。中文への道を、ヤンガイド以下のツアー客を乗せたバスは快調に進んでいる。

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 車窓風景だが、進行方向の左手には漢拏山が時々見え、進行方向の右手にはこんな風景が広がっている。
 この小山はオルムと呼ばれていて、その正体は漢拏山の噴火の際に誕生した寄生火山で、その数は360もある。
 ほぼ1時間程バスに乗って、赤字1の天帝淵瀑布入口に到着した。

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 7人の仙女の伝説を説明している白いレリーフがあるが、道教の神である玉皇大帝と付き添う七仙女の図柄のようである。

天帝淵瀑布は、道教の神である玉皇大帝を付き添う七仙女たちが夜になると下りて来て、ここで水浴びして遊んだという伝説から名付けられている。

 左端に五福泉という噴水が見える。


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 お金をそれぞれの噴水口から頭の上に投げると願いが通ずるというとこで、長寿を願ってヤンガイドは実際にお金を亀の頭の上に投げ、僕も同じ場所からお金を投げ、とりあえず長寿を願った。
 仙女の伝説レリーフと五福泉に別れを告げ、僕らは天帝淵渓谷に架かる華麗なアーチ橋を、上半身を前に倒しながら上がっていく。

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 かなり急角度なアーチ橋だが、この橋が仙女のレリーフで有名な仙臨橋である。
 この橋の上からの眺めは最高で、橋の両側が絶景となる。

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 山側を臨むと滝が見え(たぶん天帝淵瀑布)、その向こうに漢拏山が悠然とそびえていた。

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 橋を下って、おり口から記念写真を撮っている韓国カップルに邪魔にならないよう、急勾配を誇る仙臨橋の半分を撮影した。
 仙臨橋はもう一つのことでも有名な橋。

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 それが、橋桁にレリーフされている派手な七人の仙女像の図柄
 これは少々行き過ぎと誰でも思うような光景で、せっかくの絶景が台無しになると思うのは僕だけではないだろう。
 この橋を渡れば、天帝淵瀑布は目と鼻の先である。

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