アフリカの魂をその生活に色濃く残す「ヌバ族」
そして、アフリカの魂とも言える風俗を残しているヌバ族の登場である。
白ナイルより250kmほど西に位置する北海道程の大きさの山岳地帯、ヌバマウンテン、ここに50万足らずのヌバ族が暮らしている。
白ナイルより250kmほど西に位置する北海道程の大きさの山岳地帯、ヌバマウンテン、ここに50万足らずのヌバ族が暮らしている。
灰を塗り身体を保護するヌバ ↑
いったいいつ頃から彼等がここに住み着いたのか定かではないが、50種類もの違った言語があり、山一つ越えても言葉が通じないことから、もともとナイル河畔に住んでいた様々な部族が、ナイルを遡行してきた奴隷商人達から逃れるため、ここへ落ちのびたのだというのが定説となっている。
つい数十年前まで素裸で暮らしていたヌバの人達、その膚を飾るのはナイフで付けた瘢痕装飾。
いったいいつ頃から彼等がここに住み着いたのか定かではないが、50種類もの違った言語があり、山一つ越えても言葉が通じないことから、もともとナイル河畔に住んでいた様々な部族が、ナイルを遡行してきた奴隷商人達から逃れるため、ここへ落ちのびたのだというのが定説となっている。
つい数十年前まで素裸で暮らしていたヌバの人達、その膚を飾るのはナイフで付けた瘢痕装飾。
それは、衣服を知らない野生のアフリカの装飾法。
瘢痕装飾をした青年 ↑
写真集「ヌバ」をみたことがあるだろうか。
レニ・リーフエンシユタールというヒトラーの信奉者だったおばあさんが撮ったもの。
二組目の少数民族ヌバ族はヒトラー統治下でも活躍したレニーおばあさんに紹介いただこう。
二組目の少数民族ヌバ族はヒトラー統治下でも活躍したレニーおばあさんに紹介いただこう。
レニ・リーフエンシユタールとヒトラー ↑
彼女は1962年(60歳)から毎年のように彼らに会いに行き、長いときには7ヶ月も生活を共にした。
畑を耕すヌバの人々 ↑
そして完成したヌバ族の隆々たる肉体、美無駄のない肉体の完全な女性美、美しいペインティング、そして独特の風習や記録を収めた写真集「ヌバ」は世界的な高い評価を得た。
隆々たる肉体美↑
無駄の無い女性美 ↑
美しいペインティング↑
最強の男たちのレスリング↑
そして98歳になったリーフェンシュタールは再び、ヌバの地を訪れる。だが、時間の流れはあまりに残酷で、そこにはイスラム教へ改宗され、伝統が消え、洋服を着たヌバ族しかいなかった。
体力、知力、精神力、生命力、美貌、そして運命と対峙する力…。2003年9月、102歳という天寿を全うしたレニ・リーフェンシュタールは、その全てを持っており、20世紀最強の女性とまで言われていた・・・。
レニ・リーフェンシュタール60歳の頃の写真、旦那は40歳も年下だったとか(魅力的な女性でははありますね) ↑
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