釣り師ジュンチャンと世界を巡る 第3回 中国



 中国は古代から日本にとって一番馴染みのある国で、その歴史、その文化、その生活習慣そのいずれもが、日本に伝来し、日本人の血肉となっています。

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 先史時代、殷(商)、周の時代から孔子・孟子の春秋戦国時代を経て皇帝支配の時代となり、秦(始皇帝から支配者は皇帝となる)、前漢、後漢、六朝、北魏、隋(大運河の煬帝が有名)、唐(楊貴妃と玄宗が活躍)、北宋、南宋、元、明、清(満州族の建国、乾隆帝が有名)と続き、孫文等の革命により、皇帝は消滅、人民中国となり今に至っています。

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 古来は日本の憧れの国であり、日本がそのすべてを手本とした国で、インターネット上で(実際には旅してない!(^^)!)上で、長江の旅の探検を試み、この国の55の少数民族(ミャオ族やペー族やナシ族、チベット族など)を訪問し、漢民族を取り巻く少数民族の伝統や文化に触れたことがあります。

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 少数民族は中国の発展から少々取り残された地域に住む人々で、彼らの素朴で純粋な心に出会うと、心の中まで暖かくなります。

 僕は漢詩が好きで、好んで暗唱するのを趣味としているがその中から、お気に入りの漢詩を紹介いたします。


   江南の春


 千里 鶯 啼いて 緑 紅に映ず

 水村 山郭 酒旗の風

 南朝 四百八十寺

 多少の楼台 煙雨の中
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 蘇州、揚州などのある江南の風景を晩唐の詩人杜牧はこう詠いました。

(いつか、江南の春を旅したいよ!!)

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