韓のくにの旅 韓の国の旅その32 高句麗鍛冶屋村を見学その1
ソウルの北東に位置する「シェラトングランデウォーカーヒルホテル」のすぐ裏に、九里(クリ)市が運営している「高句麗鍛冶屋村(韓国語:テジャンガンマウル)」がある。
ペ・ヨンジュン主演ドラマ「太王四神記」や「快刀ホンギルドン」、「シークレット・ガーデン」、「善徳女王」、「風の国」の撮影地として有名。
2008年4月25日に開館。
もともと九里(クリ)市は、高句麗の遺跡発掘に力を入れ、文化事業の一つとして高句麗テーマパークの建設を計画していた。
そこにちょうど「太王四神記」のドラマ撮影地としての話が持ち上がり、「高句麗鍛冶屋村」ができた。
ロケ地に入る前に「高句麗鍛冶屋村」に併設の遺跡展示館を見学。
館の前の善徳女王の写真パネルの前で、簡単な説明をする周ガイド。
それから2階に入って、当時要塞のあった峨嵯山(アチャサン)から出土した遺物を中心に、鉄器や土器などを見た。高句麗の優れた軍事力の源は鉄器だった。
そして高句麗鍛冶屋村に入った。
ここは太王四神記という韓ドラの知識が無いものにとってはただのゴミとなる場所。
僕も太王四神記については、これまで全く目にしたことも聞いたことも無かったので、これからの記載は、ネットによる即席知識で対応する。
太王四神記は、宿命の星の下に生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が幾多の苦難を乗り越えて、後に高句麗中興の祖といわれる第19代国王の広開土王(好太王)となっていく姿を描く歴史ファンタジードラマ、である。
映画並みの巨額の予算をかけ、コンピュータグラフィックスを多用、主演は『冬のソナタ』のペ・ヨンジュン、日本の作曲家・久石譲が音楽監督を務めた。
高句麗鍛冶屋村のマップである。
「タムドクの部屋」が目につくが、タムドク(談徳;後の好太王)は太王四神記のストーリーの中では、はるかな昔人々が平和に暮らす国・チュシンを創るべく地上に降り立った神の子桓雄の転生とされる人物で物語の主人公で、高句麗の第17代国王小獣林王(グブ)の弟(高句麗の第18代国王)の子ども。
「ヨン・ホゲの家」が村の中心にあるが、ヨン・ホゲは談徳の従兄弟にあたり、母は小獣林王の妹となる。物語では、タムドクのライバルとなる。
金持ちの家らしく外の造りはりっぱで、中もりっぱだとのことだが、残念ながら中まで入って見なかった。
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