「鎌倉ものがたりと横須賀ストーリー」 その32 江ノ島でシラスを食べる

 あいにくの雨天となっているが、江ノ電で各駅毎の乗降を繰り返し、ようやく江ノ島駅に到着した。

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駅を降りてから、「湘南すばな通り」を歩いて今日の最終目的地である江ノ島へ向かって歩いていく。

 歩くこと10分ほどで、江ノ島弁天橋まで来た。

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 橋の右手に、「名勝史跡江ノ島」と白字で書かれた大きな石碑が建っている。

 雨天でなければもっといい景色となるのだがと思いながら、江ノ島弁天橋を歩いていく。

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 傘をさしながら写真を撮ったり、右を見たり左を見たりしているうちに、もうすぐ江ノ島に上陸である。

江ノ島は周囲4km、標高60mほどの陸繋島で、湘南を代表する景勝地であり古くから観光名所となっている。

2015年11月8日午後0時12分、ついに江ノ島上陸である。

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 橋から続く道を真っ直ぐに歩くと、目の前には江ノ島入口を示す市指定文化財となっている「青銅の鳥居」が建っていた。

鳥居から続く弁財天仲見世通りは、今日が日曜日ということなのだろうか、人がすれ違うのもやっとな程にごったがえしていた。

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ここで昼食タイムということで、青銅の鳥居前にあるレストラン貝作に入った。

一階は定食、丼、ラーメンなどの軽食コーナー、二階は御膳や一品料理を堪能できるお座敷の和食レストランとなっていたので、迷わず二階に上がった。

江の島・片瀬海岸は、首都圏から一番近いシラスの水揚げ地として知られていて、シラス料理がここの名物である。

特に水揚げされている地域以外では食べられない生シラスが人気で、その魅力に取り付かれた人たちは、生シラスを食べるためだけに遠方からわざわざ江ノ島を訪れるという。

生シラスを食べて見たかったのだが、今まで食べたことがないこともあって、無難な1100円の「釜揚げシラス丼」を注文した。

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釜揚げシラスは既に鎌倉へ到着した11月5日に食べていて、食体験があるので安心して美味しく釜揚げシラス丼を完食した。

とにかくここ江ノ島ではシラスが食のスーパースターということで、シラスコロッケなど何でもシラスで作ってしまう程である。

たぶんシラスカレーなどというものもあったのだろうが、僕の目には留まらなかった。

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江ノ島を出るときに食べたのが、この生シラス寿司である。

おっかなびっくり食べたが、ぷちぷちしてみずみずしくて、とてもジューシーな美味しい食べ物だった。

シラスの話ばかりになったが、次回は江ノ島散策の話である。

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