近江街道をゆく その47  石山寺の豊浄殿にて

これから、この階段を上がって、石山寺と紫式部展が開催されている豊浄殿に向かう。
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豊浄殿は石山寺境内の多宝塔の北西、石山寺の最も高いところに新設された宝物館である。
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会場となる豊浄殿では、平安時代の御本尊の御前立ちだった如意輪観音像、「石山寺縁起絵巻」、「石山寺一切経」および「石山寺校倉聖教」、「幻の源氏物語絵巻」として知られる「源氏物語絵巻 末摘花」(以上いずれも重要文化財)などを展示している。
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石山寺縁起絵巻は、良弁僧正による創建に始まる石山寺の縁起や、本尊にまつわる霊験譚を詞書と絵で記した全7(33)の絵巻物である。

物語は全体を通した筋というものがあるわけではなく、一段一段で完結する。

ただ、貴族が石山寺に参詣する様子や大工や馬方といった職人や庶民の日常が描かれた絵も多く、当時の風俗がよくわかる。

末摘花は「源氏物語の末摘花の巻」の女主人公で、常陸宮の娘である。
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源氏は好奇心を起して通い,やがて顔色青く鼻が垂れてその先が赤いという醜さに驚くが,のち哀れんでその後も世話をする。
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 しばし源氏物語の世界を楽しんで、豊浄殿を出た。
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豊浄殿の前からは、紅葉に染まった石山寺の鮮やかな風景が眼下に広がっていた。

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