中国編13 故宮(紫禁城)探訪その1 珍妃井戸など
神武門から故宮に入った。
真北の方角に景山公園が築かれている。
この景山公園は、元代に北海が掘られた際、その土砂を積み、造成された。
標高約45mの万春亭からは故宮の全貌が見渡せる。
標高約45mの万春亭からは故宮の全貌が見渡せる。
まず最初に、珍妃の井戸を見学。
正式なルートで見学してないので金妙珍と管理人のおじさんの間で5分程、見学のための交渉がありやっと、ここからの見学を許してもらえた。
金妙珍という、北京の一流ガイドの顔で見学出来た場所。(感謝だよ。)
金妙珍という、北京の一流ガイドの顔で見学出来た場所。(感謝だよ。)
ここは、西太后が8ヶ国連合軍の侵入に合い、西安に逃亡しようとしたおり、光緒帝の一番愛していた妃であった珍妃がさからったため、この井戸に投げ捨て、殺した場所。(井戸は、丸い穴の開いた重石のある場所にあった。)
こんなことを始終していたため、西太后には残酷なイメージが終生付き纏う。
つぎに、急ぎ足で両側の高い赤褐色の壁の間の狭い通路を歩き、後3宮の東側に位置する
九龍壁を見学。
こんなことを始終していたため、西太后には残酷なイメージが終生付き纏う。
つぎに、急ぎ足で両側の高い赤褐色の壁の間の狭い通路を歩き、後3宮の東側に位置する
九龍壁を見学。
この壁に描かれた九匹の龍は270個の瑠璃タイルを使って描かれている。
左から3つ目の白い龍の腹部だけが木製。
職人が組み立てる際にタイルを壊して皇帝の処罰を恐れ、木で彫刻し彩色した。
中国では龍は皇帝の象徴、鳳凰が皇后の象徴となる。
ところで、裏口?からの見学のため僕ら以外の見学者が皆無で、しばらくは、貸切り状態のままの大名見学となった。
昨日と比べ気温も零下5度程度暖かく感じるような北京の観光。
二日目は、快調なスタートを切った。
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