東京散歩 その5 まるや肉店で休憩後、菊坂を歩く
旧菊坂町や菊坂の名前の由来が案内板に書いてあったので紹介する。
この辺一帯に菊畑があり、菊の花を作る人が多く住んでいた。

それで坂を菊坂、坂上の方を菊坂台町、坂下の方を菊坂町と名づけたと書かれている。

菊坂に入ると今はこんな景観となっているが、明治から大正の頃には、この坂の周辺に宮沢賢治、石川啄木、二葉亭四迷、谷崎潤一郎、直木三十五、坂口安吾、樋口一葉等が住んでいた。

坂の中程にあるのがまるや肉店で、この店の菊坂コロッケは大人気で、衣がサクッとして、中身の肉もタップリでふわっとジューシー。
感覚としてはメンチカツとコロッケの中間の食べ物で、コロッケを食べながらここで一休みした。
また、この店には「菊坂界隈文人マップ」という手作りの散策マップが売られていたので、そのマップを200円で購入した。

このマップに書かれている文人の住居数は40箇所もあり、全部回るとすると最速で3時間、ゆっくりでは6時間かかるとのこと。
菊坂界隈だけを散策することは最初から考えていなかったので、とりあえず選んだ4箇所をア;金田一京助旧宅、イ;宮沢賢治旧宅、ウ;樋口一葉旧宅、エ;樋口一葉ゆかりの伊勢屋質屋の順に巡った。
まず鐙坂を昇っていく。

後ろを振り返ると鐙坂はこんな感じの坂になっている。

この坂の中間地点くらいの場所に金田一京助、春彦旧居跡の表示看板が設置されていた。
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