甲州街道と佐久平みち その23  かわせみの宿

 かわせみの宿は創業70年の、山あいに建つ緑の中の一軒宿である。


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 敷地内にある池にはかわせみも飛んで来るそうで、この旅館のマークはそのかわせみのマークになっていた。

ここは1泊朝食付き10800円で、決して安い旅館ではない。


しかし、露天風呂から温泉街が一望できるなど、別所随一の高台からの眺望が自慢の旅館である。



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 この旅館にいったん落ち着いて、夕刻になってから観光案内所で教えてもらった黄↓の「桂」という食堂に行った。



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 この食堂は泊っている宿から坂を下って300m~400m程のところにあった。

この桂という食堂で、生ビールを飲みながらカレーライスを食べた。


カレーライスはお世辞にもおいしいとは言えない、200円カレーに肉がたっぷり入ったような感じの、妙に甘いカレーだったが量はたっぷりあったので、少し食べ残して食事を終えた。


食事後、食堂で料理を作ってくれた店のおばあちゃんと少し話した。


今日の別所温泉で行ったところを話題にしていたら、常楽寺の住職は自分の孫だという話をしていた。


住職の年を聞いたら、40位かなと言っていたが、それではこのおばあちゃんは80歳を軽く超えているようである。


このおばあちゃんに元気をもらって、帰りは急坂となる道を思いっきり前かがみに歩いて、ようやく旅館に辿り着いた。


高級な旅館に泊ったので、寝酒のビールも飲まずに朝までぐっすり眠れた。



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 朝起きて午前6時前に、別所随一の高台からの眺望が自慢の露天風呂に入った、



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 露天風呂もちょうど良かったが、露天風呂からの別所温泉の街の眺めも最高だった。



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 この眺めを見ただけで、別所温泉に来た甲斐があった。



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 そして、大広間での朝食である。


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 こんな豪華な朝食はめったに食べられるものではなし、味も半端ではない、まさにデリシャスと言っていい至高の朝食となった。


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 最後に地元で採れた林檎を使ったりんごジュースが出て、この豪華な朝食は終わった。

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