村童観猿翁 (そんどうえんおうをみる) 横山大観

 東京美術学校の卒業制作で、猿廻しの翁を師の橋本雅邦に見立て、童たちは同級生の幼顔を想像して描いた。

 題材とされた学生たちが「どれだ、俺の顔は」と作品の成り行きに関心を寄せていた様子を(絵を単なる鑑賞の対象として制作するのではなく、そこに一つの話題性を出し)衆目を集めさせるアイデアとしている。



                 村童観猿翁  


イメージ 1



  

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック