零下10度の世界への旅 中国編20 故宮探訪その8「故宮の玄関口、『午門』」へ
皇城の最も中核となる部分は、筒子河(護城河)と呼ばれる堀に囲まれているが、四方に一つずつ門がある。
北は僕らが入ってきた神武門、東は東華門、西は西華門、そして南が故宮の玄関口となる午門である。
北は僕らが入ってきた神武門、東は東華門、西は西華門、そして南が故宮の玄関口となる午門である。
さて、これが午門である。
故宮最大の門であり、両脇に高いコの字型の城壁が張り出していて、門に奥行きを与えており、皇帝出御の際の玉座を備えている。
清朝では、官吏は夜明けとともに、午門で姿の見えない皇帝を遥拝した。
門口は三つあり、中央は皇帝専用、官吏は左右の門口から出入りする。
午門と瑞門の間は、広いスペースがあり、そこで故宮消防隊が訓練をしている。
これだけ広いと、防火活動だけでも大変。
世界遺産を護るには常日頃の真剣な訓練が必要となる。
ここが、瑞門、門口は五カ所あり、中央は皇帝専用である。
ここまで来ると、もう天安門はすぐ傍となる。
次回は天安門、いまから楽しみだよ。
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