木曽川への旅(2008年) その13 妻籠からバスで馬籠まで

「桃介橋」を見終えると、妻籠に向かった。

 妻籠宿は、中山道42番目の宿場(中山道六十九次)で、蘭川(あららぎがわ)東岸に位置する。

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中心部だけを拡大してみる。

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妻籠での今夜の宿は赤矢印の坂本屋である。

この宿に連絡して車の駐車場を確保し、バスの出発時間まで青矢印の「喫茶道」で時間を過ごし、黄矢印の妻籠橋バス停からバスに乗る。

この喫茶店は青四角で囲った松代屋という有名な宿の方が出している店だという。

松代屋は木曽路のパンフレットでは紫星印の生駒屋と1、2を争うほど頻繁に使われる宿であるが、その紹介は後ほどする。
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喫茶道にはこの時、妻籠宿の常連客が何人かいて、いわゆる世間話で盛り上がっていた。その話の中で、つい1週間ほど前に中山道の馬籠・妻籠間に熊が出没した事件が話題になっていた。

 渓流釣り場ではそういうこともあるので、用心して釣り場に入っていくが、あまりにも有名で観光地化されている場所で、まさか熊が出没するとは思ってもみなかった。 

高揚していた気分が一気に醒めしたが、バスに乗る時間が迫っていたので、あわてて店を出た。

そのため、携帯を店に忘れて来たのにも気づかず、店の方が急いで追っかけてきて、親切にバス停まで届けてくれた。

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このバス停は妻籠橋というバス停で、蘭川(あららぎがわ)を渡ってすぐのところにある。乗車客もほとんどなく、閑散としていた。

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定刻通り、おんたけ交通馬籠線の10時17分妻籠橋発のバスに乗り込み、ほぼ定刻の10時45分に、馬籠宿に到着した。

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