古代エジプト人の食事は意外とリッチ

古代エジプト人はナイル流域に定着したその時から、ひたすら小麦(エンマー小麦)で作ったパンを主食に、大麦はビール(スープに近い)にして暮らしてきた。



パンとビールが主食。

あとは、川でとった水鳥や魚、ナツメヤシなどの木の実や野菜。



エジプトは砂漠の国だが、川沿いなので食べられる野草が多く、野菜も作っていて、タマネギやマメ、ちしゃ(レタス)などを食べていた。



庶民と王族や貴族の違いはなんなのか、というと、「家畜の肉を日常的に食ったかどうか」である。

牛や羊などの家畜の肉を日常的に食べられるのは支配階級の人間で、家畜の肉は、神様への捧げ物(=その後、神官がおいしくいただく)、または王や貴族の食事とされた。

庶民は、そのへんで採ってきた野鳥や魚を食べていた。

そのほか、養蜂場の痕跡があり、上流階級はハチミツいりのパンケーキを食べていたという。(リッチな生活ぶりですね)

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