「鎌倉ものがたりと横須賀ストーリー」 その33 「鎌倉物語」を終え、「横須賀ストーリー」へ
江ノ島にはお昼から午後3時ころまでの3時間程いた。
かなりの強さの雨が降る中、ごった返す江ノ島を見学するのはなかなか大変で、傘をさしながら「江の島イラストマップ」でおおよその見当をつけて、江の島のほんのさわりの部分を散策した。
黄線に沿って江ノ島の中心部を大回りして、赤字A;瑞心門、赤字B;奉安殿と江島神社辺津宮、赤字C;江ノ島シーキャンドル(展望灯台)、赤字D;江島神社(奥津宮)などを見て回り、赤星印の場所で小休止した。
それでは、赤字Aの瑞心門からスタート。
朱塗りの大鳥居と階段の間に見えているのが瑞心門である。
竜宮城を模して造られたもので、清々しい心で参拝していただけるようにと「瑞心門」と命名された。
江ノ島は小山状の地形となっていて、そこに江島神社を中心に様々な観光用施設や歌碑や句碑が配置されている。
歩くと時間も体力も消耗するので、ここからは「江の島1dayパスポート;大人1000円」の中に入っている江の島エスカー(全区間、大人360円)を利用した。(パスポートは食事後購入)
これが江の島エスカーで、雨も当たらないし疲れもしないし、こんな悪条件の日には最高の乗り物だった。
エスカーは3区まであって、最初の1区のエスカーで降りて赤字Bの奉安殿と江島神社辺津宮を見学した。
手前が奉安殿で、ここを真っ直ぐ進んで突き当りが江島神社辺津宮である。
この辺りはいかにも神社という感じで飾られた場所であるが、人の姿はあまりなかった。
エスカー3区で降りて、国際交流をテーマにしたサムエル・コッキング苑に入って南洋植物を見ながら進むと、赤字Cの江ノ島シーキャンドル(展望灯台)である。
エレベーターに乗って上に上がったが、江ノ島からの噂の絶景はこの日は全く見れなく、早々にシーキャンドルを降りた。
それから御岩屋道通りを通って、赤字Dの江島神社(奥津宮)までかなりの道を歩いた。
ここが奥津宮でこの左方向に竜宮大神が祀られていた。
江の島は古来より龍神信仰と弁財天信仰とが習合した島で、江島神社の奥津宮にあるこの竜宮大神は江の島の龍神であり、1994年に岩屋の真上に位置する場所に鎮座した。
ここまで歩いてきて、この近くの赤星印の場所の土産物屋で小休止した。
この店で湘南の青い海をイメージした淡いブルーの湘南サイダーを飲みながら、鎌倉での四日間を漠然と振り返った。
江ノ島駅で「江ノ電カレンダー」を購入し、午後3時頃に鎌倉方面行きの江ノ電に乗り鎌倉駅に降りた。
今夜の宿は鶴ケ丘八幡宮近くの今まで2泊したホテルシャングリラで、部屋が広くて居心地がとても良く、3泊目の今夜も絶好調だった。
夕食の店は前にもビーフカレーを食べたことのある鎌倉の超有名店「キャラウェイ」で、この日の夕食は630円のポークカレー(小ライス)を注文、美味しくいただいた。
次回からは横須賀を基地にしての、僕が勝手に「横須賀ストーリー」と名づけた、三浦半島の旅である。
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