木曽川への旅(2008年) その30 船頭平閘門を見学
木曽川文庫敷地内の船頭平閘門(せんどうひらこうもん)の紹介である。
船頭平河川公園案内図看板が設置されているので、見学してきた木曽川文庫と船頭平閘門の位置を紹介する。
赤字1が今まで見学していた木曽川文庫、赤字2が船頭平閘門、赤字3が木曽川三川治水の恩人ヨハネス・デ・レーケ像である。
水面の高さの違う左側の木曽川と右側の長良川を、赤字2の船頭平閘門はここで繋いでいる。
船頭平閘門の紹介を木曽川文庫にあったパンフレットで進めて行く。
船頭平閘門がどうしてひつようになったのかが、このように書かれている。
簡単に説明すれば、洪水による被害を無くすため、もともとつながっていた木曽川三川(木曽川、長良川、揖斐川)を分離工事した。
その結果、船で隣の川へ行けなくなったので閘門を建設したということである。
その閘門だが、これは水位の異なる河川や運河や水路の間で船を上下させるための装置を持つ水門である。
パナマ運河の仕組みも似たようなものである。
船頭平閘門は2年7ケ月の工事後1902年に完成し、長期間に渡って船や筏の通行に利用されてきたが、1952年を最後に筏の通行が無くなると通行数は激減した。
現在の通航状況は年間600〜700隻程、そのほとんどがレジャーボートだという。
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