木曽川への旅(2008年) その24 妻籠宿に戻って
「心の旅路館」からまた妻籠宿に戻って来た。
今夜の宿は赤字Bの坂本屋、宿に行くのはまだ早いので、黄囲みの生駒屋あたりの風景(例の1枚の写真の場所)と同じく黄囲みの松代屋あたりの風景を見て、赤字AAの本陣と赤字Aの脇本陣を見学し、それから宿に入ろうと考えた。
まず生駒屋あたりに行ったが、旅人は誰も居ず、なおのこと心にしみる風景(東山画伯の絵を見ているような気になる、格調の高い風景)となっていた。
次に松代屋あたりの風景。
この時間に撮影した写真がピンボケとなっていたので、翌日の早朝散歩の際の撮影写真で代用する。
この風景も頻繁に観光パンフに使用されるだけあって、旅人の旅情を激しく掻き立てる。
二つの妻籠宿を代表する風景をしっかり見てから、赤字Bの今夜の宿である坂本屋の前を通り、赤字AAの妻籠本陣に向かった。

ここは島崎藤村の母の生家であり、最後の当主は藤村の実兄だった。
明治時代に取り壊されたが、島崎家所蔵の江戸後期の絵画をもとに、平成7年に復元された。
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