津軽街道をゆく(2013年の旅) その22 津軽三味線を体験

芦野公園を後に、1時半からの津軽三味線の生演奏に間に合うように、少し急ぎ足で津軽三味線会館(斜陽館前)に向かった。

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 ここで、午後1時半から2時までの30分間、津軽三味線の生演奏を聞いた。

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 演奏者は津軽三味線まんじ流家元の「工藤まんじ」氏である。

「工藤まんじ」氏は津軽三味線の世界では有名な方らしく、その活動歴ではエレキギター奏者の寺内タケシ氏と競演し全国活動したり、金木の小中高すべてで講師を務めたり、タイのバンコクでの演奏会に出演したり、また自分で津軽三味線の店も経営している方。

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 漫画「美味しんぼ」の日本全国味巡りの青森編()にも登場していた。

その演奏を聞いて、「すごい迫力だ、こころが揺さぶられる!」と、究極のメニューと至高のメニューの対戦の参加者からコメントされている。

山岡のパートナーの栗田ゆうこから「工藤さん、津軽三味線はすごく大きいですよね。」と問いかけられて、「工藤まんじ」氏はこう答えている。

 「津軽のじょっぱりと言って、津軽の人間は人に負けたくない気質があります。昔は義太夫の大棹三味線を使っていたのが、少しでも人より大きい音を出したいと、どんどんおおきくしていったんです。」

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 その「工藤まんじ」氏のステージは、若い女性のお弟子さんと競演での華やかなものだった。

ただ残念なことに、このステージの観客は、僕を含めて4人しかいなかった。

たった4人でも、工藤氏とお弟子さんはたぶん普段の演奏と同じように、力いっぱい津軽三味線を弾いてくれた。

津軽三味線の歴史や演奏曲の紹介もしてくれたのだが、今は何も覚えていない。

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 ステージの最後では、舞台の天井から紙吹雪が舞い降りてきて、ずいぶん長い間降り続いていた。

雪国津軽の魂がしんしんと降り続いているような気分になった。

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