津軽街道をゆく(2013年の旅) その25 亀ケ岡遺跡
亀ヶ岡遺跡は、青森県つがる市にある縄文時代晩期の集落遺跡。
例の遮光器土偶(シャコチャン)が出土した遺跡として知られ、1944年(昭和19年)6月26日に国の史跡に指定されている。

田小屋遺跡との位置関係は隣同士で、赤字1の位置から亀ケ岡遺跡が出土した。
これからの日程は、赤字1の亀ケ岡遺跡を見て、それから赤字2の縄文館(木造亀ケ岡考古資料室)へ向かう。

そしてシャコチャン広場に到着である。
十三街道という名の石碑も隣に立って居る。
この道を逆方向に北上すれば、やがて十三湊にたどり着くが、それはもう少しあとの話となる。

シャコチャン広場の目玉がこのシャコチャン土偶モニュメントで、この背後の丘陵地帯から数多くの遺物が出土した。

ここに設置してあった遺跡案内図に、どこから何が出土したかが示されているのだが、出土した跡地は埋め戻されて、遺物は縄文館(木造亀ケ岡考古資料室)に展示してある。
どこかに遺跡の跡が見れないものか通りがかりの老人に尋ねたところ、シャコチャン広場の裏の丘に現在発掘中の現場があるということで、そこまで5分程歩いて行った。

民家の裏の畑の中に発掘現場はあった。
生活跡や遺構の調査でもしているのだろうが、実際に何を発掘しようとしているのかはわからなかった。
この発掘現場を見れたことに満足し、次の目的地である赤字2の縄文館(木造亀ケ岡考古資料室)へ向かった。
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