「鎌倉ものがたりと横須賀ストーリー」 その45 小網代の森を探検 その1

 午前8時20分過ぎに横須賀中央駅から京急久里浜線の電車に乗ったが、この電車にはハロゥインの絵柄が書かれていた。

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 午前中はまず小網代の森を目指す。

 京急久里浜線の終点の三崎口で下車、そこから京急バスに乗り換え引橋バス停まで行く。

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 黄矢印の地点が小網代の森である。

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 5分程バスに乗り、引橋バス停から5分程歩いて小網代の森に到着した。

小網代の森は、三崎町小網代に位置する約70ヘクタールの小さな森であるが、浦の川の集水域となる森から湿地、干潟、海までが自然状態のまま一体となって残っており、関東でも唯一といわれる完結した自然集水域生態系(流域生態系)が形成されている。

この森の源流・中流・下流、水辺・湿地、尾根・斜面、海・干潟・岩場・泥干潟という多様な生息地の中では、2,000種以上ともいわれる生きものが暮らしており、自然の宝庫となっている。

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森の入口に案内板が掲示されていたが、この現在地から浦の川に沿うように造られている橙線の散策路を30分程歩いて浦の川の河口部の小網代湾まで行く。
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では小網代の森の探検に出発である。

小網代の森は、シダの密生する源流の森から、ハンノキやジャヤナギの繁る上流域を経て、中・下流のアシ・オギの大湿原、そして南北の岬に囲まれて西に伸びる河口干潟まで、浦の川の流れに沿って緑一面の流域生態系が広がって行くという。

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向こうから青いジャケットを着けた人が歩いてきたが、後で知ることになるのだけれど、彼はこの小網代の森の管理人である。

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散策路を更に下って行くと辺りの樹木は一層原始そのままの様相で生い茂っていて、ここは三浦半島では実は無く、行ったこともない亜熱帯の沖縄の森にでも迷い込んだような気になってくる。

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この辺りには毒蛇のマムシがいるのか、「マムシ注意!!」の看板がかかっていたが、沖縄とは違って猛獣の類はいそうにないが、毒蜘蛛や毒さそりの類はいそうな感じである。

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この辺りには、「散策路から出ないでください」という看板が建てられていたが、一見平凡な森に見えても、実は危険がいっぱいということなのだろう。

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