大阪散歩 その13 大阪城を出て昼食

秀頼・淀殿ら自刃の地を終え、大手口から大手口枡形に出た。

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 大手口の上には多聞魯が造られていて、ここは重要文化財となっている。

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 今僕が居るのは大手口枡形と呼ばれている黄星印の地点である。

 枡形とは城の主要な出入り口に設けられた四角い区画のことで、敵の侵入を食い止める役割を果たした。

 築城技術の進歩とともに強固な石垣造りのものがあらわれ、大手口枡形では城の威容を誇示する巨石が数多く使用されている。

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この正面の大手見付石は、表面積が約29畳敷で城内第4位である。

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正面の左の大手二番石は約23畳敷で城内第5位となっている。

 なお、正面右手には大手三番石が設置されていて、この石は約22畳敷で城内第8位となっている。

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 この大手門の外にはまさに現在の大阪を象徴する巨大ビル群が林立する風景が広がっていて、この大手門が現在と過去を繋ぐタイムマシンとなっている。

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 大手門を潜って振り返ると、タイムマシンと化している門が、タイムトラベラーを入れたり出したり、大忙しである。

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最後に、左の千貫魯と右の多聞魯の優雅な姿を心に刻んで、大阪城を後にした。

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 昼食は大阪城の近くにある、この大阪歴史博物館に決めていたのだが、あいにく今日は休館となっていたので、仕方なく近くにあるホテルの1階のレストランで、1000円のカツ定食をいただいた。

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 このレストランは人気店のようで、予約席が大半となっていての満席状態の中で、おいしい味付けのカツ定食をじっくり堪能した。

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