2022年4月3日 関川村初釣行 NO3 A沢へ岩魚釣り
それでは釣りを開始するが、いつも初釣行は「A沢へ岩魚釣り」ということに決めている。
A沢は何回も書いているが、20年以上の釣行の間にたった1回出会った二人組の釣り人が「ここの岩魚は40cmクラスが普通で、釣り師の釣った30cm台の岩魚はここでは小物だ。」と言っていた沢である。
ここで使うアイテムはいつもの豪華3点セットである。

一つ目が尺岩魚取り込み用のタモ網(玉網)で、網の最横長45cm、写真の網の長さ130cm(最長180cmまで伸びる)の手作りで、沢の水面にいる岩魚も沢の岸上からゲットすることができる優れものである。

二つ目がアマゴ半スレヒネリ8号という大針で、ハリスは0.6号、糸は渓匠0.8号である。

三つめはエサだが、は岩魚釣りの時にはいつも使用する「ミミズちゃん熊太郎太虫」である。
それでは、いざA沢の奥深くへ突入である。
ところで、関川村女川地区の残雪はまだかなりのもので、ほとんどの水田には残雪が残っていて、水田近くの杉林には花粉がびっしりついている状態なので、A沢突入の際はヘルメットとゴーグルと不織布マスク2枚の完全武装となった。
この沢の解禁は4月1日で、もうすでに先行者の足跡が50cm程残っている残雪の上にハッキリと残っていた。
この淵の上も50m程遡上してみたが、先行者に釣られたらしく、さっぱり当たりも出ないので、またこの淵まで戻って素通りした場所に竿を入れた。
ここで出たのは21cmの可愛い岩魚で、期待外れだが今年初めての嬉しい最初の1匹となった。
最初の淵から20分ほど釣り下って、2匹目の獲物が上流から流れ込んでくる大量の水流で泡立っているこの大渕から出た。
ここは当然尺岩魚を期待していたが、ここで上がって来たのは17cmの今年初めての山女だった。
これではとても満足できないので、ここで5分ほど粘ってみたが、何回糸を送っても1回も当たりすらでなかった。
何回も尺岩魚をゲットしているこのポイントは期待して、わざわざ左手の淵の上まで降りてそこから何回も釣糸を垂らして獲物を待った。
今度は尺までいったかと期待したが、癪に触る27cmの岩魚止まりだった。
結局午前9時から2時間ほど粘って好ポイントを探ってみたが、今回尺岩魚は出なかった。
ここで、これまでこのA沢で釣り上げた「最長岩魚ベストスリー記録」を紹介する。
第一位 39cm 2019年4月6日
第二位 36cm 2010年4月25日
第三位 35cm 2021年4月3日
コロナの災禍の時代でも、A沢では記録サイズの尺岩魚が出ている。
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