直江兼続の旅 その16 松代町に到着
バードガーデン周辺の「大地の芸術祭」作品を見終え朝食を食べた。
午前8時過ぎにはバードガーデンを後にして松代町へ向かった。
まず、黄☆印のまつだい駅を目指して黄線上の道を出発したが道のりは20km弱で、まつだい駅には午前8時40分頃到着した。
まつだい駅は新潟県十日町市松代にある北越急行ほくほく線の駅で、駅舎は道の駅まつだいふるさと会館を併設している。
駅前には、こんな派手な広域観光マップが建てられていた。
赤字の線がほくほく線で、この鉄道路線は新潟県南魚沼市の六日町駅を起点とし、新潟県上越市の犀潟駅までを結び、運営母体は北越急行である。
松代町は新潟県南部の東頸城郡の東端に位置していた町で、2005年4月1日に十日町市および東頸城郡松之山町、中魚沼郡川西町・中里村と合併し新設の十日町市となったため消滅した。
古くは松之山町と松代町をあわせて、松山保(まつやまほ)と呼ばれていたが、保は都の官人の主導で開発された国の直轄地のことである。
別名「妻有道」と呼ばれる松之山街道は中世からの街道で、三国街道に合流する道として多くの庶民に利用されていた。
松之山街道は高田藩の藩庁、藩主居館が置かれた高田城の城下町(北国街道の宿場町)から三国街道の塩沢宿を結ぶ街道で、経路は高田城下(上越市)から北国を分岐して法定寺、横住、安塚、細野峠、大島宿、小豆峠、木和田原、蒲生宿、松代宿、犬伏宿、十日町宿、栃窪峠を経て塩沢宿(南魚沼市)に至る約19里余(約76キロ)の街道である。
この古道に沿って、松代の名所・旧跡を旅することにした。
まず、犬伏宿の近くにある松苧神社と犬伏城址である。
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