天竜川の旅その32 秋葉山本宮秋葉神社上社への階段を歩いていく
秋葉ダムを過ぎれば、現在の目的地である秋葉山の山頂にある秋葉山本宮秋葉神社上社まで1時間もかからないで到着である。
秋葉山本宮秋葉神社は、山頂の上社の他に山麓の気田川の畔に下社があるが、下社には向かわず、秋葉山山頂の上社を目指した。
天竜川から秋葉神社上社へ至る道は、行程7.5km平均斜度約10%の遠州一の激坂として有名で、ベタ踏みとまではいかないが、けっこうアクセルをしっかり踏んで登った。
そして、上社の駐車場に到着、午前10時頃になっていた。
ここから階段を駆け上がり、本殿まで登っていく。
この階段は本殿まで延々と続き、数段登って平らな部分、数段登って平らな部文の繰り返しとなっている。
階段脇の山林には鹿が飼われているようで、元気に歩き回っていた。
上社へ続く階段はりっぱな造りで、両側には常夜灯が対になって設置されている。
常夜灯は今で言う街灯のことで、各地から秋葉大権現に通じる秋葉街道には、信仰の証や道標として多くの常夜灯(秋葉灯篭)が建設された。
ここの常夜灯も秋葉街道の常夜灯の延長、神様に続く最後の道標や信仰の証として設置されたもので、裏には寄進者の名がしっかりと彫られている。
常夜灯に見守られながら上へ上へと登っていくと、とうとう山頂の上社の神殿の一部が見えてきた。
秋葉神社上社にようやく到着である。
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