飛騨街道をゆく(2014年の旅) その34 吉田川河岸を散策
これから宗祇水の脇を通り、吉田川右岸を長良川合流地点まで歩き、郡上大橋を渡って再び吉田川左岸を上流に向かって歩いて行き、郡上八幡市街地に入る。
この吉田川沿いから見える風景が最も郡上八幡らしく、絶景ポイントも沢山ある。

それでは、黄星印の今回の散策の最終地点である新橋まで、赤線上のコースをとって吉田川河岸の散策開始である。

宗祇水はこの写真の右手の位置にあるが、その脇を流れる小駄良川上に架かる赤い橋の上から、小駄良川が吉田川へ合流する地点を見ている。
これから、吉田川河岸へ歩いて行く。

ここが小駄良川と吉田川の合流地点で、吉田川はやがて、鵜飼いで有名な長良川に合流する。

吉田川右岸を下っていくが、川の瀬音が痛快で耳に心地よい。
吉田川の渓相はいかにも鮎釣りのメッカに相応しい様相で、夏になるとあゆ釣り師達の憧れの聖地となっているこの川は、沢山の釣り師たちで大賑わいするという。
郡上おどりで人が集まり、鮎釣りでも人が集まり、郡上の夏は大繁盛の夏となる。

今から渡るこの橋が郡上大橋で、吉田川に架かる橋の最下流の橋となり、ここからは見えないがこの橋の右手に、木曽三川の一つである長良川が流れている。

郡上大橋の中程まで歩くと、右手の山裾あたりに長良川の流れが見えてくる。
この長良川はやがて他の木曽三川とへ併走しながら伊勢湾へ注ぐ。

郡上大橋上から吉田川上流を臨んでの風景であるが、吉田川上流の飛騨の山並みが遠くに見えている。
橋を渡りきって、今度は吉田川左岸を遡上して行く。

10分程左岸を歩くと、遠方に小さく、昨日訪れた郡上八幡城が見えてきた。

カメラを望遠にすると、いかにも郡上八幡らしい絶景が、カメラの前に広がっていた。
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