台湾紀行その27  北回帰線標塔を目指し、東海岸地方を行く

 昼食後、バスは東海岸を花蓮へ向けて出発。
 台東で花蓮までの道の半分ほど、残りはもう200kmまではないだろう。


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 これから黄色と赤の点線部分(台東〜花蓮)を行く。
 この旅程のちょうど中程が北回帰線で、そこより南は熱帯、北は亜熱帯となる。僕等は熱帯台湾にいる訳で、これから北回帰線を通り抜け、亜熱帯へ入っていくことになる。

 地図上では、北回帰線は台湾の嘉義県水上郷から花蓮県瑞穗郷、豊濱郷へと通過、それぞれの西海岸地方と東海岸地方に北回帰線標塔が建てられている。
 僕等の目指すのは東海岸地方の北回帰線標塔である。
 ただ、このバスの旅は短調で退屈な旅、幸いにも昼食後の眠気が襲い、うつらうつらしているうちに、トイレ休憩のためにバスが停まった。


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 ここは熱帯地方、ヤシの木などの熱帯植物がやたら目に付く。

 山の方に眼をやると、雲がかかっていて天気の方もパットしない。

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 10分程ここで休憩し、バスに戻って出発。
 退屈を紛らわすため、100円ショップから購入した「やさしい中国語会話を取り出し、ちっとも使わなかった基本的な中国語での挨拶をおさらいした。

 まず挨拶から
 おはよう=早上好(ザオシャンハオ)、こんにちは=ニーハオ、お元気ですか=ニー ハオマ、こんばんは=晩上好(ワンシャンハオ)、おやすみ=晩安(ワンアン)、さようなら=再見(ザイジェン)

感謝・おわびは
 ありがとう=謝謝(シェシェ)、ごめんなさい=ドゥイ プ チー

 同意・反対は
 
はい=是(シー)、いいえ=不是(プーシー)、そうです=対(ドゥイ)、違います=不対(プードゥイ)、良い=好(ハオ)、だめ=不好(プーハオ)

 食事でレストランへ
 美味しいですか=ハオチーマ、たいへん美味しいです=ヘンハオチー、美味しくないです=プーハオチーなどなど

 こんなことを繰り返しやっているうちに、僕らのバスは北回帰線標塔へ到着した。

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