能登(日本道)への道 その27 揚げ浜式塩田



 揚げ浜式塩田は、白米千枚田から車で78分程の、黄矢印地点の三ツ子浜海岸にあった。


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 この塩田が始まるあたりから、国道249号線は塩街道や塩の道と呼ばれて、街道沿いには揚げ浜式の塩田が何か所か点在している。


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 ここの塩田は、塩の道の始まる起点として「塩の駅」と名付けられている。



 さっそく体験塩田を覗いてみた。


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 この塩田は、500年程前から奥能登に守り伝えられてきた揚げ浜式塩田である。



揚げ浜式塩作りを簡略に説明すると、塩作りの時期は春から夏にかけてで、朝早くから海水をくんで砂地の塩田に撒く。


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お日様の光と熱で乾いた砂を集める。


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板を組み立てタレフネを作り、集めた砂(カンサ)をスッパツという木製のスコップでタレフネの中に入れる。



この「込み」と呼ばれている作業を見ていたが、とにかく重労働である。



このあとタレフネに海水を入れて、「カンスイ」と呼ばれる濃い塩水を作り、これを大釜に入れ、薪でじっくりと炊き上げる。


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この、かまどに常時気を配りながら薪をくべるのも重労働である。



塩がソフトボール状に結晶し始めたら、残った水分(ニガリ)を取り除き、揚げ浜塩のでき上りとなる。




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 後で朝ドラ「まれ」で桶作爺さんが製塩していた塩田も見ることになるが、ここの塩田も大規模で作業の体験もでき、能登という風土の特色を知る貴重な経験となった。

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