四国のみち その6 御本宮に到着

 ようやく365段目の大門直下である。
イメージ 1


 大門は急勾配の一ノ坂上に立つ二層入母屋造の総門で、水戸光圀の兄で高松藩主となった松平頼重が寄進した。
 この大門より先は神域とされている。
イメージ 2


 大門から後ろを振り返ると、琴平町と背後の山々が手に取るように見えた。
イメージ 3


 大門までが急坂の階段で、ここからは平坦な参道が続いていく。
イメージ 4


 歩いてから20分ほどで午前10時となったが、ここは431段の地点で右方向に行けば西洋画家として有名な高橋由一の作品展示館があるが、今回ここは素通りである。
 しばらく10分程歩いて628段目の旭社に到着した。
イメージ 5


 この旭社は銅板葺き総檜二重入母屋造りで、全体に多くの美しい彫刻がなされている。
神仏分離以前の松尾寺の金堂で、そのあまりの豪華さに江戸時代に参拝した森の石松は本堂と誤って、ここへの参拝のみで帰ってしまったと伝えられている。
イメージ 6


そして、ここからが最後にして最大の難関の「御前四段坂」となる。
イメージ 7


ここは時間にすれば僅か3~4分に過ぎないが、もうすぐ御本宮に到着するというささやかな希望が無ければ、すぐに休んでしまおうという気が起こる急階段だった。
そしてようやく、785段の目的地である御本宮に到着、歩き始めてから35分後のことである。
イメージ 8


やはり御本宮は、あの森の石松でさえ到達できなかった場所なので、うれしさがこみ上げて高校生並みにダブルピースなどをしているポーズで、御本宮をバックに記念の写真を1枚しっかり撮影した。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック