長州路(2019年の旅) その11 みもすそ川公園

次に、みもすそ川公園に行った。





みもすそ川公園は下関市にある都市公園で、源平合戦の最後の舞台となった壇ノ浦に面し、国道9号と関門海峡に挟まれて立地している。


ここには様々な施設がある。





これは松本清張が幼少時の一時期に下関市に住んでいたことを記念したもので、自叙伝的小説「半生の記」の一節が刻まれている。


中央に開いた穴からは、関門海峡を挟んだ対岸にある和布刈神社(小説「時間の習俗」の舞台)が望める趣向となっている。





これは長州砲のレプリカである。


この公園は幕末の下関戦争時に活躍した長州藩の砲台跡であることから、5門のレプリカが海峡に向けて設置されている。


そのうち1門は、硬貨を投入すると砲撃音と煙の演出を楽しむことができるという。





 こちらは長府方向を見た関門海峡であるが、気持ちのいいほど海が綺麗である。





関門海峡を背景に、源氏の源義経と平氏の平知盛が戦う勇姿を刻んだ像もここにあった。


義経は八艘跳び、知盛は錨を担いだ姿である。


ここはまぎれもなく、源氏と平家が戦った舞台なのである。


そして、この場所で「歴史体感紙芝居」をやっているおじいさまが居られた。





源氏と平家の壇之浦合戦の話が、紙芝居になって語られている。


客は2~3人だったが、おじい様の話の迫力は相当なものだった。





最後に、赤間神社の祭神となっている安徳天皇の入水のシーンで紙芝居は終わった。


二位尼による辞世の句「今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にも みやこありとは」が刻まれた安徳帝御入水之処碑は、この近くにあったはずだが見なかった。

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