四国のみち その8 善通寺東院を歩く

東院は空海が創建した善通寺の伽藍があったので通称「伽藍」と呼ばれている。
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 上図のように、金堂、五重塔、南大門などが配置されている。
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 この門は中門で、この門をくぐって東院に入っていく。
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東院の中央部にあるのが善通寺の本堂である金堂である。
創建時の金堂は南大門と一緒に1558年の兵火によって焼失、現在の建物は1688年~1704年に再建されたものである。
本尊の薬師如来坐像だが、創建時の薬師如来像は空海によるもので、これは兵火により破損し、その後仏師運長により1700年に造像された現存のものは高さ3メートルもある。
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これは境内の外からも良く見える善通寺のシンボルとなっている、高さ45メートルで総けやき造りの五重塔である。
金堂や五重塔を見ながら東院を散策しているが、やはりネットで事前に情報を得ていたとおり、東院は空海のパワーで浄化された聖域だった。
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歩いているうちに、自分や、自分に纏わりついている「しがらみのような有象無象の亡者たち」の魂までも浄化されていくような、不思議な感覚となった。
兎に角ここは、空海の創造した不思議空間の一つである。
南大門をくぐって、南大門の外に出た。
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南大門を外から見ると、その右奥に凛とした五重塔が建っていて、南大門と五重塔のコントラストが実に見事だった。
南大門に書かれている山号の五岳山は、西側にそびえる香色山、筆ノ山、我拝師山、中山、火上山の五岳に由来している。
善通寺の正門となるこの南大門だが、間口の長さは7.6メートル、先に記したが1558年の兵火により焼失、1908年頃に再建されたものである。
空海のパワーで浄化された聖域にもうしばらく居たかったが、旅の次の日程も控えているので、後ろ髪を引かれつつ善通寺を去った。


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