思い出の中の川 第10回 府屋大川河口
2009年5月2日午後3時半頃に勝木川を見たが、それから府屋に向かい、この日は府屋の「通年民宿長平」に泊った。
府屋は新潟県の最北端に位置する旧山北町の中心街区で、2008年4月1日に村上市、荒川町、神林村、朝日村と合併し、村上市となるまでは、この府屋に町役場があり、町の行政や経済活動の中心となっていた。
この府屋に流れ込む川が府屋大川である。宿に入るにはまだ早いと思ったので、府屋大川を見にいった。
この府屋に流れ込む川が府屋大川である。宿に入るにはまだ早いと思ったので、府屋大川を見にいった。
府屋大川はアユ釣りで有名な川であるが、釣り師はここで釣ったことは一度もない。
府屋大川は小俣川と中継川が合流した川であるが、普段山北町では中継川の中流域と小俣川の上流域で釣っていて、この二つの川が合流して県北の大河となって流れているところを見ることは1回もなかった。
府屋大川は小俣川と中継川が合流した川であるが、普段山北町では中継川の中流域と小俣川の上流域で釣っていて、この二つの川が合流して県北の大河となって流れているところを見ることは1回もなかった。
府屋大川を見るのは、今回が初めてである。
渓魚も居そうな場所まで府屋大川を遡ったが、午後4時半頃となったので「通年民宿長平」に入った。
現在の長平のホームページを見ると1泊2食付きで7500円ということだが、当時もこの値段で泊まれたと思う。
夕食時は宿のおかみさんが、釣り師の食事に合わせて1時間程付き合ってくれた。 そこで、旧山北町の銘酒「日本国」を飲んだことも、気分を更に高揚させたようである。
夕食時は宿のおかみさんが、釣り師の食事に合わせて1時間程付き合ってくれた。 そこで、旧山北町の銘酒「日本国」を飲んだことも、気分を更に高揚させたようである。
「日本国」は山北地区でしか手に入らない幻の地酒で、俳聖芭蕉が「結ぶより まず歯にしみる 清水哉」と詠んだと言われる名水「吉祥清水」(平成の名水百選に選ばれました)と「たかね錦」を使った吟醸酒で、出荷数が少ないために幻の酒になりつつある。
そういえば、釣り師の釣りの師匠である山田芳二さんは、釣り師と釣りに行った時に何回か「日本国」を買っていたのを思い出す。
山田さんは、「釣りの出来ない冬場にこの日本国を飲んで、ホームグランドである中継川での釣りの日々を思い出すのだ。」と話してくれた。
そういえば、釣り師の釣りの師匠である山田芳二さんは、釣り師と釣りに行った時に何回か「日本国」を買っていたのを思い出す。
山田さんは、「釣りの出来ない冬場にこの日本国を飲んで、ホームグランドである中継川での釣りの日々を思い出すのだ。」と話してくれた。
宿のおかみさんは釣り師の住んでいるあたりのことも良く知っていて、なおのこと話が弾んだのを記憶している。
そこでおかみさんの親戚の方が、釣り師の近所で営業していたスナックをやっていたのだと言うような話を朧げに覚えているが、そのスナックは既にそこにはない。
翌朝気分よく朝飯を食べて、この日は笹川流れの小河川を釣ったようである。
釣り師の旅は再び2013年5月5日に戻って、府屋大川を遡上していく旅に出る。
そこでおかみさんの親戚の方が、釣り師の近所で営業していたスナックをやっていたのだと言うような話を朧げに覚えているが、そのスナックは既にそこにはない。
翌朝気分よく朝飯を食べて、この日は笹川流れの小河川を釣ったようである。
釣り師の旅は再び2013年5月5日に戻って、府屋大川を遡上していく旅に出る。
この川はアユの他に鮭やサクラマスも獲れるようで、サケやサクラマスの密漁警告の看板や、魚釣りに必要な遊漁券の購入要請看板が建てられていた。
府屋大川河口までは行かなかったが、県北の大河の河口部は見渡した。
長平のおかみさんのことを思い出しながら橋を歩いていたら、電車が勢いよく府屋駅の方に走っていった。
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