なるほど、The 中華料理

中華料理

 多彩な技法や味のバラエティーを持ち、世界三大料理の一に挙げられている。
 ヨーロッパ全体に匹敵するほどの広大な国土を持ち、地理的、気候的条件が各地で大きく異なる中国では地方ごとに食材が異なり、また、漢民族に同化していった、もしくはかつて漢民族を支配した多彩な民族を基層としているため、その調理法や味付けも地域差が大きい。
 このため、中華料理に共通する性格を挙げることは難しいが、元代以降の中国では火を加えた温かい食事をとることが重視されてきたため、中華鍋を使い、日本料理や西洋料理に比べて強い火力を用いる炒め物が目立ち、油(ラード、ゴマ油など)を多用する料理が多いという傾向がある。
 逆に生野菜の使用や冷たい料理は少ない(伝統的な料理では涼麺、粉皮、杏仁豆腐程度)。魚介類については、全体的にみて淡水魚が使用される傾向が強い。

八大菜系(八大中華料理)という地域分類が最も一般的に用いられており、以下のものを指すことが多い。
山東料理江蘇料理浙江料理安徽料理
福建料理広東料理湖南料理四川料理
 大雑把な四大菜系で分類するとこうなる。
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