ロシアのアネクドート傑作集から その7 アメリカとロシア(ソ連)の話

その1


 アメリカの観光客がロシア人に自慢している。

「わたしは車を3台も持っている。私のと妻のと、高校生の息子のだ。」

ソ連人が冷やかに笑って言った。

「ソ連では車なんか必要ないですよ。

 モスクワには世界一の地下鉄があります。

 私は毎朝、それで通勤します。

 買い物は遠くまで行かなくても、ちょっと歩いていけば、みんな間に合います。

 外国に行くときだけ、車を使いますが、戦車で行くので大丈夫です。」






その2


ブッシュが神に訊ねた。

「主よ、アメリカ国民はいつになったら幸福になれますか」

神は答えた。

「100年後だ」

これを聞くとブッシュは泣きながら走り去った。


プーチンが神に訊ねた。

「主よ、ロシア国民はいつになったら幸福になれますか」

これを聞くと神は泣きながら走り去った。

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