更に更に更に更に続いてロシア人(エリツィン)とウォッカの話を その6

その1


 1941年9月、ドイツ軍がレニングラードに侵攻し、たちまち包囲されてしまった。


 ソ連軍の善戦のもと、戦いは長引いた。とある日、守備隊長から「至急送ってほしい」との電報が届く。 武器がたりなくなったのかと思っていたら、

 「もっと度数の高いウォッカを送って下さい。戸外の気温は零下45度。ここにあるウォッカは40度。とても戦争になりません。」




その2


 側近「恐れながら大統領、昨日はなぜあのように悲観的な演説をなさったのです?

 あれでは国民が勤労意欲を無くしてしまいますよ」

 エリツィン「すまん、あの時はシラフだったんだ」




その3


 エリツィンが読書をしていた。その本には、酒による害について詳しく書かれて いた。


 彼は、それを読みながら、顔面蒼白となり冷や汗が

にじんできた。

 「お、恐ろしい!こんなに恐ろしい事は、もうやめよう!」

 彼はそれ以来、絶対に本を読まなくなった。

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