砂鉄と銀と神話の道(2017年の旅) その50 温泉津の街の中に入っていく

日本全国でも最大級といわれる、復元された長さ30mと20mののぼり窯が「焼き物の里」のシンボルである。
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特に15段で長さ30mもある、この復元されたのぼり窯は圧巻であるが、こちらの方は使用されてないという。
耐火性の強い陶土、釉薬に適した温泉津長石、豊富な松材、築窯に適した斜面、天然の良港などの条件が整って、温泉津は焼き物の一大産地となっていたのである。
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こちらが現在も使用されている、10段で長さ20mあるのぼり窯である。
焼き物祭りの期間には、この窯で一昼夜炊いて1週間さましてから、県外を含めて大勢来られるお客に提供されるという。
焼き物の話はさほど興味もないので、このくらいでやめていただいて、これから銀山街道を下って、温泉津の街の中に入っていく。
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この県道202号下の黄線の道を辿って、温泉津の街中を散策するのである。
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 この道を下っていくとすぐ右手に、忠左衛門堂と書かれた小さな祠が現れた。
 もともとは梅雨左衛門堂と言っていたようで、温泉津に遊んで下の病気になった方々が生卵などを供えて病気回復の祈願をした、民間信仰の場所との寺本ガイドの説明である。
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 昔は馬も通ったというこの道を、寺本ガイドは相変わらず快調なペースで歩いていく。
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右手に石の階段があるが、ここはその昔、石を切り出した場所だという。
ここの石は家の土台に使われたということで、大きな土台石が使われている家はお金持ち、小さな土台石の家はそれなりの家ということになる。
この辺りはどこでも石で、石切り場が沢山あり、石の質も高かったとのこと。
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この左端の家から、重要伝統的建造物群保存地区が始まるが、温泉地でこの保存地区があるのは温泉津だけとの説明である。
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ここらからは、重要伝統的建造物群保存地区としっかり言えるような建物が続いていく。
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この辺は昔の湯治旅館が林立している場所で、長命館、元湯、そして午前中に世話になった薬師湯が見えている。


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