砂鉄と銀と神話の道(2017年の旅) その53 石見銀山に入る

湯野津から石見銀山までは慌ただしい旅となった。
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 上の日程通り、温泉津から山陰本線で大田市駅まで、そこからはバスで石見銀山まで行った。
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太田市駅前の、この石見銀山遺跡行きバス停でバスに乗った。
バスは石見地方の田舎道を各バス停に留まりながら走って行くので、降車した大森代官所前バス停までは40分程かかった。
 石見銀山の街に行くまでは、この街が華やかな街であるように勝手に想像していたが、実際はどこにでもある古色を帯びた街だった。
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まず、上地図にある石見銀山資料館と勝源寺と熊谷家住宅を順に見ていく。
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最初に大森代官所を見学する。
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ここから入るが、この表門と門長屋は1815年に建築された江戸時代のもので、全国的にも代官所の門が現存している例はほとんどないという。
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現在資料館となっている建物は、明治35年に建てられた旧邇摩郡役所を利用したもので、銀山に伝来する文化財や美術品、各地鉱山の鉱物標本などが展示されており、石見銀山の歴史を追体験できるが、残念ながらここの資料は撮影禁止となっていたので、これ以上のことは省略する。
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これから勝源寺に向かうが、勝源寺へ行くには右手の平垣を右に曲がって、坂となっている道を上がっていくところにある。
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この家は、その途中にある石見銀山代官所役人岡家の遺宅である。
この街にはこのような建物が随所に残っている。

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