奈良大和路散歩(2016年の旅) その8 長岳寺を見学

山の辺の道のほぼ中間点に位置している長岳寺まで100mのところまで来た。

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卑弥呼の里とあるのは、この辺りの間近に卑弥呼の墓と推定されている箸墓古墳があるからであろう。

長岳寺は天理市柳本町にある高野山真言宗の寺院で本尊は阿弥陀如来、約1200年の歴史があり開基は空海とされている。

盛時には僧兵300、宿坊48、境内9万4千坪の壮大な寺院であった。

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時間も昼を超えたので、寺の庫裏で食事が出来るこの長岳寺で、寺の名物料理の「三輪そうめん」で昼食とした。

ここまで1万5千歩程歩いており、右足の親指に異常な痛みを感じだしたので、ここで1時間程休んだ。

休んだ後はトレッキングシューズをやめて、リュックに持参したウオーキングシューズに履き替えた。

どうもトレッキングシューズが足に窮屈過ぎたようで、足に余裕のあるウオーキングシューズに替えると歩きが軽くなった。

軽くなったところで、長岳寺をさらっと見ていくことにした。

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まず、重要文化財(国指定)となっている楼門である。

かつては上層に鐘楼が吊られていたため、鐘楼門と呼ばれていたという。

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の池は本堂前にある放生池で、池の傍に杜若(カキツバタ)の花が咲いていたが、見頃の時期は少し過ぎていたようである。

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ここは1783年に再建された本堂で、阿弥陀三尊像と多聞天・増長天立像を安置している。

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20〜30人位の年配のグループが本堂でお参りをしていて、僕もその中に入って本堂に入り、旅の無事を願って阿弥陀様に頭を下げた。

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長岳寺は四季折々の花が咲き誇る美しい寺ということだが、新緑の魅力もなかなか素敵だった。

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