潟のみち その19 ビュー福島潟で昼食
司馬さんの「街道をゆく 潟のみち」では、木崎村小作争議の話を、当時を知る古老たちから聞いていたが、木崎村小作争議の中心となった笠柳・横井の集落を10分程度走り抜けて、昼食予定地であるビュー福島潟に向かった。
赤字1が昼食予定地のビュー福島潟で、赤字2が木崎村小作争議の資料が展示してある北区郷土博物館である。
ビュー福島潟には11時50分頃に到着した。
ビュー福島潟は新潟市北区の福島潟湖畔にある観光・交流施設で、福島潟の自然や歴史に関する展示や映像の上映が常設されている他、催し物や特設展示も行われ、喫茶店や展望台も設けられている。
設計者は青木淳で、建物は地上7階、地下1階で外観は螺旋状となっていて、高さ29mの屋上展望台は晴れた日のみ開放されている。
ビュー福島潟の3階にコーヒーショップ「まこも」があり、ここでカレーセットを食べた。
ここの運営はNPO法人ねっとわーく福島潟で、ショップスタッフのオススメはあずき珈琲、冬限定のヒシの実入りのおしるこだそうである。
その他にもランチメニューとしてトースト、ピラフ、パスタなども用意されている。
食事を終え、上の階での展望窓から眼下の福島潟の風景を覗いたが、本来晴れの日ならば風景は絶景に近くなるはずだが、あいにくの曇天なのでこの程度の風景にしかならない。
雁かけ橋方向の風景も、この曇天ではどうにもならない。
ビュー福島潟の風景は、今日はこんなだが、ここの名誉館長はそうそうたるメンバーである。
1997年(平成9年)にオープンする際、ビュー福島潟はポスターや広告宣伝に代わるものとして、福島潟を全国にPRし、自然文化に対する市民への啓発を図るため、歩く宣伝塔を目指して名誉館長制度を設けた。
このような方々である。
三枝成彰(初代 1997年-1999年)
竹内敏信(2代目 2000年-2002年)
片岡鶴太郎(3代目 2003年-2005年)
加藤登紀子(4代目 2006年-2008年、6代目 2012年-2014年)
椎名誠(5代目 2009年-2011年)
大熊孝(7代目 2015年-2016年)
なお、2021年4月1日より10代目名誉館長に、新潟市出身のフリーアナウンサーである遠藤麻理さんが就任している。
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