耽羅紀行(済州島の旅) その24 天帝淵瀑布を歩く

 これから天帝淵瀑布へ降りて行く。

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 派手な七人の仙女像のレリーフを左手に見ながら谷底まで降りて行くが、ヤンガイドの話では、歩く距離は昨日行った龍頭岩の3倍ほどの距離だとか。

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 ヤンガイドご推奨のマイナスイオンたっぷりの場所を、いつもの渓流釣にでも行くような気分で歩いて行く。

 ここは紛れも無く、渓流釣りの世界に入っていくようなものである。

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 ヤンガイドが分岐点で待っていて、道案内をしてくれていた。

 天帝淵(チョンジェヨン)は、3段の滝からなっていて、僕らがこれから向かうのは第2瀑布、폭포(2ポッポ;第2瀑布のこと)→の標識に従って下へ降りて行く。

 ←3폭포(3ポッポ;第3瀑布のこと)は左手へ500mだそうである。

 下へ降りて行くと、水音が聞こえてきて、歩くに連れどんどん大きくなって行く。

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 どうやら第2瀑布に到着、木々の間から第2瀑布が見えている。

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 第2瀑布の展望スペースにはたくさんの観光客が居て、銘々が思い思いのポーズで記念写真に収まったり、いろんなカメラで絶景写真を撮影していた。

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 僕の撮影した第2瀑布の写真だが、まあまあイケルと自分では思っている。

 第2瀑布見学を終え、更に上流の第1瀑布を目指して渓流横の散策路を歩いて行く。

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 眼の前に展開する風景は、僕が普段馴染んでいる渓流釣場の風景と同じである。

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 歩くこと7〜8分程で第1瀑布に到着、ここには派手な赤い看板で、遊泳、キャンプ、炊事禁止と書かれていた。

 この淵を見ればどうしても泳ぎたくなる。第1瀑布の高さは22メートル、水深は21メートルという。 

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 今は全く渇水していて、滝が無くなっている静かな滝であるが、この淵の底には大物の渓流魚がいそうな気がして仕方無かった。

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