耽羅紀行(済州島の旅) その25 レストラン牛歩苑でキジ肉のしゃぶしゃぶ料理
天帝淵第1瀑布の見学を終えると、僕等ツアー客はヤンガイドの指示していたバスの駐車場所へ戻った。
ここで、今回のツアー初めてのトラブルが発生した。
瀑布の見学をしないでバスへ直接向かった筈の女性観光客2名が、定刻を10分程過ぎてもバスに来ない。
ヤンガイドは怒って、僕等にまで「皆さん、絶対に私の指示通りに動いてください。それでないと、今日の日程は実行できません。
前にもそういう方がおられて、ツアープログラムが出来なくなってしまいました。」ときつい言葉を投げかけた。
幸い行方不明となっていた二人の方々と携帯で連絡が付き、バスは当初の予定より20分程遅れて食事場所へ向かった。
バスの中でもこの二人はヤンガイドに叱られて、もともと賑やかな方々だったが、本人たちも結構ショックだったらしく、この時ばかりは音も出さなかった。
団体旅行は安全だけど、個人の勝手が許されないので、のんびりしたりうっかりしたりも出来ない不便な旅でもある。
昼食場所は中文市街地から車で10分の大侑ランドの中にあるレストラン牛歩苑、ここでキジ肉のしゃぶしゃぶ料理をいただく。
ここで、今回のツアー初めてのトラブルが発生した。
瀑布の見学をしないでバスへ直接向かった筈の女性観光客2名が、定刻を10分程過ぎてもバスに来ない。
ヤンガイドは怒って、僕等にまで「皆さん、絶対に私の指示通りに動いてください。それでないと、今日の日程は実行できません。
前にもそういう方がおられて、ツアープログラムが出来なくなってしまいました。」ときつい言葉を投げかけた。
幸い行方不明となっていた二人の方々と携帯で連絡が付き、バスは当初の予定より20分程遅れて食事場所へ向かった。
バスの中でもこの二人はヤンガイドに叱られて、もともと賑やかな方々だったが、本人たちも結構ショックだったらしく、この時ばかりは音も出さなかった。
団体旅行は安全だけど、個人の勝手が許されないので、のんびりしたりうっかりしたりも出来ない不便な旅でもある。
昼食場所は中文市街地から車で10分の大侑ランドの中にあるレストラン牛歩苑、ここでキジ肉のしゃぶしゃぶ料理をいただく。
牛歩苑は全面ウッディで新しく、建てられてから間もないようである。
大侑ランドではキジをハンティングできる狩猟場があるが、レストランで食べるキジは、もちろん撃ち落とされた野生のキジではなく、食用として育てられたキジである。
僕等の食卓には既に、キジ肉のしゃぶしゃぶ料理セットが用意されていた。
野菜と肉と鍋と、その他キムチなどの付け合せである。
キジ肉だが、透けて見えそうなほど薄く切られていて、肉の色も上品である。
しゃぶしゃぶする前に、ヨダレが出てきそうになったが、毎回の食事時のパートナーであるKさんに笑われそうなので、ここはシッカリ堪えた。
食事作法ももちろん、いつも通りKさんに教えてもらって指示どおり行動した。
Kさんは食事場面では、ヤンガイドと同格なほどの重要なポジションとなり、僕の前で親切で厳しい先生ぶりを発揮する。
まず、だし汁を火にかけ、沸騰するまで待つ。沸騰したので、だし汁に、せり、ニンジン、大根、エノキ?を入れ、一煮立ちさせる。そこへキジ肉を入れ、2〜3回しゃぶしゃぶする。そして、手前にあるゆず風味のポン酢で美味しくいただく。
彼女に前でいつものように適度に緊張しながら、僕は無事キジ肉のしゃぶしゃぶをいただいた。
ところで、キジ肉味だが、クセがなく淡白で、鶏肉とは少し違って、かなり噛みごたえがあって、なかなか味な味がした。
最後に、そうめんより太めで柔らかいにゅう麺を入れて仕上げである。
「マシッソヨ」と、マジにKさんの前で言った。(ハングルで美味しいよと言ったのです。)
Kさんは僕に、「お粗末さまでした。」と返した。
店を出て少し歩くと、オールインとカタカナで書いた看板が出ていた。
この大侑ランドは大ヒット韓ドラ「オールイン」のロケ地になったことがあるとのこと。
人が3名ほど向こうに歩いていくが、向こうの建物はピストル(拳銃)射撃場である。
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