2018年 朳差岳を見ながら釣る その4 最後まで朳差岳の1日
ここが女川の河口部で、突き当りの川が荒川である。
荒川は山形県と新潟県の県境に鎮座する日本百名山大朝日岳(標高1,870m)を源にする長さ73kmの河川である。
この川は、国土交通省による平成15年水質調査で、日本一きれいな一級河川のひとつと評価された。
女川河口部最初の橋を渡って、そこから朳差岳を遠望した。
ついでに、女川の上流方向を遠望すると、そこには霊峰光兎山が悠然と鎮座していた。
関川村の旧関村と旧女川村を象徴する二つの名山が、ここから良く見える。
ふと足元の河原を見ると、キクザキイチ(キクザキイチリンソウ)が群生して咲いていた。
この花は春先にあっという間に咲いて姿を消すスプリングエフェメラル(春のはかない短命の植物のこと)の一つで、里山に嫁いだ嫁さん達の春の山入りを告げる花でもある。
今晩から10日間程のビールのつまみにしようと、いつもの「女川ハム工房」に立ち寄った。
ここで、ロースハムスライスと豚干し肉を買った。
帰ろうとしたら、「あなたのおかげで今日がある」と書かれた「のぼりばた」が、店の前の道路わきに上がっていた。
「女川ハム工房」から天然温泉ユームに向かう途中で見た五分咲きの桜並木越しの朳差岳も美しかった。
ここで食べたのは野菜炒め定食で、おいしいことはおいしかったが、個人的にはがニンニクと油が少々きつくて、「岩蔵」の親子丼にすればよかったと後悔したが、もちろんあとの祭りということである。
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