開高健と生きる その31  日本人もまた

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日本人もまたたいした精力と規模で自然の破壊にいそしんでいる。日本の田には小川の小ブナも夕焼けの赤トンボもいず、草むらの恋人たちは耳もとに蜜バチの唸りを聞けないでいる。日本の田は稲こそ生えているが、もう自然ではなくて、化学粉末ですみずみまで殺菌された屋根のない工場となってしまった。

By 開高健


「言え、どうしたらスズメを追い払えるかを」と園丁が言った。「それに、毛虫や、さらにカプト虫の族や、モグラや、ノミトビヨロイ虫や、貰バチや、ウジ虫ゃ、これら悪魔の子を?」「そのままにしておけ。そうすれば、たがいに食いつくし合う。」

By ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ


この渓流にはまだ、川のせせらぎや草の葉のそよぎがあり、耳を傾ければそこに音楽が聞こえる。そしてそこには、幸せ三点セットもある( ^)o(^ )

By ジュンチャン

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