吉備王国へのみち その30 牛窓オリーブ園 Ⅰ
この後、しおまち唐琴通りにある古民家をリノベーションした「牛窓カフェ」で昼食とした。
この店は、牛窓ならではの食材を使った料理やドリンクがいただけるのが最大の特徴である。
昭和初期建築の馬場歯科をリノベーションしたこちらは、廊下や壁をはじめ、いたるところに当時の面影を感じられる、ノスタルジックな雰囲気が魅力となっている。
カフェのメニューには「食を通して牛窓の魅力を伝えたい」というオーナーの地元愛が詰まっており、旬の牛窓野菜や魚介類を使った料理のほか、レモンをたっぷり使ったドリンクやスウィーツを提供している。
お薦めのこの三つのメニューはいずれもおいしそうだったが、1,200円の「牛窓パエリアと季節のサラダ」を頼んだ。
旬の野菜や魚介、レモンをトッピングした具だくさんのパエリアは、見た目も良いし味も申し分なかった。
「牛窓カフェ」でおいしく昼食をいただいたあと、瀬戸内海を望む牛窓一のビュースポットである「牛窓オリーブ園」に向かったが、ここまで距離にして2.5m、10分ほどで「牛窓オリーブ園」に到着した。
牛窓オリーブ園は岡山県瀬戸内市牛窓町にある植物園で、日本オリーブ株式会社が運営している。
敷地面積は約10ヘクタールで、オリーブの成木約2,000本を栽培しており、小豆島オリーブ園と並び日本最大規模を誇る。
主要栽培品種は、ネバディロブランコ・ミッション・マンザニロ・ルッカ・アルベキナなどで、牛窓オリーブ園のオリーブは主に食用・化粧用として使用されている。
特に牛窓オリーブ園山頂広場からの眺望は「日本のエーゲ海」と呼ばれ、瀬戸内海を望む牛窓一のビュースポットである。
この記事へのコメント