横浜散歩 その4 称名寺金堂と鐘楼
金沢文庫を出て、これから称名寺金堂に向かう。
再度称名寺の案内図を、ここで掲載する。
進行方向には、立派に育ったイチョウの巨木がそびえている。
樹齢800年以上となるイチョウということであるが、イチョウの向こうには赤い反橋と平橋が架かっている浄土式庭園が見える。
池の向こうの中央に建っているのが称名寺金堂で、これから向かう目的の場所である。
金堂の横には、歌川広重が描いた金沢八景のひとつ「称名の晩鐘」の鐘楼が見えているが、今から楽しみである。
そしてどうやら、金堂に到着である。
称名寺の往年の七堂伽藍の伝統を今に引き継ぐ建物がこの金堂で、所蔵設備が整った近代的な金沢文庫が成立し貴重な文化財が預託されるまでの長い年月、堂内には、称名寺に代表される金沢の諸寺の歴史が凝縮された仏・諸像が安置されてきた。
この金堂で、いつもの旅のように拝礼して、旅の無事を祈って深く頭を下げた。
次に、この鐘楼に向かった。

銅鐘は当初、北条実時が文永六年(1269年)に、物部国光に造らせたものだが、その後破損したため、息子の顕時が正安三年(1301年)に改鋳した。
物部国光は、円覚寺の洪鐘(国宝)、杉田東漸寺の「永仁の鐘」も手掛けている名鋳物師である。

また礎石には、寛政十一年(1799年)に鐘楼を再建した江戸の豪商・石橋弥兵衛の名が残っている。
再度称名寺の案内図を、ここで掲載する。
進行方向には、立派に育ったイチョウの巨木がそびえている。
樹齢800年以上となるイチョウということであるが、イチョウの向こうには赤い反橋と平橋が架かっている浄土式庭園が見える。
池の向こうの中央に建っているのが称名寺金堂で、これから向かう目的の場所である。
金堂の横には、歌川広重が描いた金沢八景のひとつ「称名の晩鐘」の鐘楼が見えているが、今から楽しみである。
そしてどうやら、金堂に到着である。
称名寺の往年の七堂伽藍の伝統を今に引き継ぐ建物がこの金堂で、所蔵設備が整った近代的な金沢文庫が成立し貴重な文化財が預託されるまでの長い年月、堂内には、称名寺に代表される金沢の諸寺の歴史が凝縮された仏・諸像が安置されてきた。
この金堂で、いつもの旅のように拝礼して、旅の無事を祈って深く頭を下げた。
次に、この鐘楼に向かった。

銅鐘は当初、北条実時が文永六年(1269年)に、物部国光に造らせたものだが、その後破損したため、息子の顕時が正安三年(1301年)に改鋳した。
物部国光は、円覚寺の洪鐘(国宝)、杉田東漸寺の「永仁の鐘」も手掛けている名鋳物師である。

また礎石には、寛政十一年(1799年)に鐘楼を再建した江戸の豪商・石橋弥兵衛の名が残っている。
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