人種、民族、国家 その1 人種とは、自然環境への人の適応形のこと
人種(じんしゅ)とは、ヒト・人間を分類する用法の1つである。
現生するヒトは、遺伝的に極めて均質であり、種や亜種に値する差異も存在しない。
現代における「人種」とは、形質人類学や自然人類学などにおいて、身体の特徴を生物学的な相違に基づいて区分したヒトの集団のことで、汎地球的な分布をもつヒトの自然環境への地域的な適応形、つまり地理的に特異的な変種のことである。
この図は世界の18人類集団の遺伝的近縁関係を23種類の遺伝子の情報をもとに近隣結合法によって作成された人種の遺伝的近縁図である。
この分析が証明する人類集団の系統は、アフリカン(ネグロイド)からコーカソイド(白人)が分岐し、コーカソイドからオセアニアン(オーストラロイド)・イーストアジアン(モンゴロイド)が分岐、そしてイーストアジアンからネイティブアメリカンが分岐した、と云うものである。
この人類集団の近縁関係は上記の遺伝的系統樹と現在の人類集団の地理的配置に一致する。
下の写真は、人種や国の違う女性の、国イメージによる平均的な写真。
住んでいるところは違うが、皆さん魅力的!!
再び、人種ってなんだろう?
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